MAリボンの収束・拡散は、FastとSlowの2本の移動平均線の間隔が狭くなるか広がるかを帯幅で確認する見方です。帯幅は価格値単位の差を視覚化したもので、方向や売買判断を保証するものではありません。
2往復で確認する帯幅
ケータ君: 帯が細くなったら、必ず相場が反転するのですか?
インジ先生: いいえ。2本の差が縮んでいる状態なので、価格と設定条件を合わせて確認します。
ケータ君: 帯が広がるときは何を記録しますか?
インジ先生: 銘柄、時間足、Fast/Slow期間、方式、適用価格、判定足を固定して帯幅の変化を記録します。
リボンの帯幅とは
2MAリボンはFastとSlowの間を塗りつぶします。帯幅は2本の価格値の差の見た目であり、PipsやPointsへ変換した数値ではありません。比較では同じ銘柄・時間足・入力条件を使います。
収束・拡散の読み方
帯が狭くなる状態を収束、広がる状態を拡散として整理できます。ただし、帯幅の変化だけで次の方向や反転を決めません。価格の推移、期間、方式、適用価格を併記し、一定区間の変化として確認します。
期間・方式・適用価格の影響
Fast/Slowの期間を変えると平均の反応速度が変わります。SMA・EMA・SMMA・LWMAなどの方式や適用価格を変えた場合も、同じ帯幅にはなりません。検証時は一度に一項目だけ変更します。
Fast/Slowの位置関係と色
fast>=slow はFastが上側、fast<slow は下側です。色はこの位置関係を見やすくする補助で、帯幅の大きさや将来の値動きを表すものではありません。同値は上側に含まれます。
MT4とMT5の描画差
MT5は2本のバッファを塗りつぶし、MT4は矩形オブジェクトで帯を構成します。同じ入力でも描画更新の見え方が異なる場合があるため、端末・ビルド・時間足と表示範囲を記録します。公開配布表記はMT4=EX4、MT5=EX5のみです。
現在足・確定足と帯幅の更新
現在足は未確定でティック更新によりFastとSlowが動くため、帯幅や色が変わり得ます。確定足で比較する場合は同じshiftを使い、履歴追加や入力変更後の再計算を含めて比較条件をそろえます。
一般的な収束・拡散記事との境界
一般的なMAの収束・拡散は複数の平均線や相場分析全般を扱います。本記事は2MAリボン製品の帯幅、設定、描画差に限定し、別の製品仕様や既存記事の結論を混ぜません。
注意点
帯幅の拡大・縮小だけで利益、勝率、注文、約定を断定しないでください。環境差が出た場合は、入力、履歴、端末ビルド、時間足、判定足を順番に切り分けます。
まとめ
Fast/Slowの帯幅を収束・拡散として記録し、位置関係の色、MT4/MT5描画差、現在足の更新を分けて確認すると、2MAリボンの表示を再現しやすくなります。
