MT5の移動平均線には、SMA、EMA、SMMA、LWMAという複数の方式があります。
3本移動平均線インジケーターでは、InpMAMethodで移動平均の種類を選べます。ただし、選んだ方式は3本すべてに共通で適用されます。
SMAとは
SMAは単純移動平均です。
指定期間内の価格を単純に平均します。計算が分かりやすく、なだらかな見え方になりやすい方式です。
EMAとは
EMAは指数移動平均です。
直近の価格変化を比較的重視するため、SMAよりも価格変化へ反応しやすい見え方になることがあります。
3本移動平均線インジケーターの初期設定はMODE_EMAです。
SMMAとは
SMMAは平滑移動平均です。
比較的なだらかな見え方になりやすく、短期的なブレを抑えて確認したい場合に比較対象として使えます。
LWMAとは
LWMAは線形加重移動平均です。
直近の価格に重みを置く方式で、価格変化へ反応しやすい見え方になることがあります。
3本移動平均線インジケーターでの扱い
本製品では、MA1、MA2、MA3すべてに同じ移動平均方式が適用されます。
たとえばInpMAMethodをMODE_EMAにすると、50・75・200すべてがEMAになります。MA1だけEMA、MA2だけSMAのような個別指定はできません。
適用価格との関係
移動平均方式とは別に、InpAppliedPriceで適用価格を選べます。初期値はPRICE_CLOSEです。
適用価格も3本共通です。終値以外を使う場合は、線の位置が変わることを理解したうえで確認してください。
どの方式がよいか
どの方式が常に優れているとは言えません。
反応の速さを見たい場合、なだらかさを重視したい場合、確認する時間足が短い場合・長い場合で見え方は変わります。まず初期設定のEMAで確認し、必要に応じて比較してください。
注意点
移動平均方式を変えても、売買サインが追加されるわけではありません。
方式の違いは、線の見え方や反応の違いです。将来の価格変動や利益を保証するものではありません。
関連記事
まとめ
SMA、EMA、SMMA、LWMAは、移動平均線の計算方式です。
3本移動平均線インジケーターでは、3本共通の方式として選択できます。1本ごとの方式変更はできないため、全体の見え方を比較する設定として扱ってください。