MA収束・拡散は、複数の移動平均線の間隔が近づくか広がるかを確認する考え方です。間隔、単位、閾値、時間足を固定し、表示の変化を数値とバー時刻で記録します。
収束と拡散の考え方
MA間の距離が小さくなる状態を収束、距離が大きくなる状態を拡散として確認します。2本以上のMAを使う場合は、どの組み合わせの距離を測るかを先に決めます。
間隔の測定
FastとSlowの値を fast_ma、slow_ma とすると、価格差は fast_ma - slow_ma で表せます。絶対値を使う場合は距離の大きさ、符号を残す場合は上下関係も確認できます。表示単位を固定してください。
閾値の扱い
閾値を設定する場合は、距離がその値を下回った、または上回った時点を記録します。閾値だけで反転やブレイクを判断せず、期間、方式、時間足、判定足と一緒に確認します。
単位と時間足
価格単位、Pips、Pointsなどは意味が異なります。銘柄の桁数により換算値が変わるため、単位と数値を同時に記録します。時間足を変えるとMA値と参照バーが変わるため、同じ時間足で比較します。
確認手順
- MA本数、期間、方式、適用価格を記録する
- 測定するMAの組み合わせと単位を固定する
- 間隔、閾値、バー時刻、判定足を記録する
- 収束から拡散へ変わる箇所を同じ条件で比較する
- 現在足と確定足の表示差を分けて確認する
数値の増減だけで将来の方向や成果を判断しないでください。
MT4・MT5での確認
MT4はEX4、MT5はEX5を各端末へ配置します。入力項目や描画方法に差がある場合は、共通条件と端末差を分けて記録してください。
FAQ
収束とは何ですか?
複数のMA間の距離が小さくなる状態を確認する考え方です。
拡散とは何ですか?
MA間の距離が大きくなる状態を確認する考え方です。
間隔はどう測りますか?
対象MAの値を引き算し、必要に応じて絶対値、Pips、Pointsへ換算して記録します。
閾値を下回れば反転しますか?
反転を保証しません。閾値は距離を区切る条件として、他の設定と一緒に確認します。
単位を変えて比較できますか?
比較できますが、単位と桁数をそろえ、表示値と換算方法を記録してください。
時間足を変えると何が変わりますか?
参照するバーとMA値が変わるため、間隔の値と変化時刻も変わる場合があります。
現在足では間隔が変わりますか?
形成中は価格とMAが更新されるため、確定前の間隔は変化し得ます。
収束・拡散は成果を保証しますか?
保証しません。MA間隔の表示を確認する補助情報で、将来の値動きを予測するものではありません。
関連ガイド: MAリボン収束・拡散、MAシリーズ入口、利用条件。
