MAクロス通知インジケーターは、短期MAと長期MAの位置関係が入れ替わった場面を検出し、矢印と通知で知らせるMT4・MT5対応ツールです。
初期設定は20期間と75期間のSMA、適用価格は終値、確定足判定です。クロスは売買判断そのものではなく、チャートを確認するきっかけとして扱います。
MAクロス通知で確認できること
短期MAが長期MAの下から上へ移る上方向クロスと、上から下へ移る下方向クロスを判定します。チャート上の矢印に加え、ポップアップ、サウンド、プッシュ、メールを必要に応じて有効にできます。
クロスは2本のMAの位置関係が変化したという事実です。クロス後の価格方向、値動きの継続、利益や勝率を保証しません。
現在足と確定足の違い
現在足判定では、形成中の価格更新に応じてMA値と位置関係が変わります。一度クロスしても、足確定までに元の位置関係へ戻る場合があります。
確定足判定では、ローソク足が確定してからクロスを確認します。初期設定は確定足判定です。早さと確定後の安定性のどちらを重視するかに応じて選び、デモ環境で通知差を確認してください。
初期設定
| 項目 | 初期値 | 役割 |
|---|---|---|
| 短期MA期間 | 20 | 反応の速いMA |
| 長期MA期間 | 75 | 比較対象のMA |
| MA方式 | SMA | 単純移動平均 |
| 適用価格 | 終値 | MA計算に使う価格 |
| 確定足のみ | ON | 足確定後に判定 |
| クロス矢印 | ON | クロス位置を表示 |
| ポップアップ・サウンド | ON | 端末内で通知 |
| プッシュ・メール | OFF | 外部通知は任意で有効化 |
MT4版とMT5版は24入力で、内部名と初期値は一致します。表示コメントの一部に表現差があります。
導入と通知設定
- MT4ではMQL4のIndicators、MT5ではMQL5のIndicatorsへ対応ファイルを配置します。
- ナビゲーターを更新し、対象チャートへ適用します。
- 2本のMA期間、方式、適用価格を確認します。
- 現在足または確定足を選びます。
- 必要な通知方法だけを有効にします。
- デモ環境で矢印と通知のタイミングを確認します。
プッシュ通知とメール通知は、インジケーター側だけでなくMetaTrader端末側の設定も必要です。端末を閉じている間はMetaTraderから通知できません。
4社での検証と記事内の案内先
本インジケーターは、XMTrading、Titan FX、Exness、HFMのMetaTrader環境で動作確認済みです。本記事では、確認環境のうちXMTradingを主要な案内先として紹介しています。
本インジケーターはXMTrading専用ではありません。検証済みであることは、各ブローカーによる推奨、保証、共同開発、公認を意味しません。口座タイプ、銘柄、サーバー時間、価格桁数、履歴データ、MetaTraderのビルドなどによって表示や通知条件が異なる場合があります。
使うときの注意点
- クロスを買い・売りの確定サインとして扱わない
- 現在足は形成中に条件が変わると理解する
- 通知を受けたあとに価格、時間足、相場状況を確認する
- 実運用前にデモ環境で通知頻度を確認する
MAへの接触を監視したい場合はMA Touch Alert、終値の上抜け・下抜けを監視したい場合はMA Break Alertを確認してください。3種類をまとめる場合はMA Cross Touch Break Alertを利用できます。