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MA複合アラートとは?クロス・タッチ・ブレイク通知の使い方

MA複合アラートのクロス・タッチ・ブレイク通知、MT4・MT5の違い、確定足、重複通知防止、再計算、正式版の導入方法を解説します。

3本のMAについてクロス・タッチ・ブレイクをまとめ、必要な機能だけを有効にするための総合ガイドです。

MA複合アラートとは?クロス・タッチ・ブレイク通知の使い方のイメージ

最初に、3種類の判定をまとめる意味と、MT4・MT5を使い分ける際の注意点を確認します。

インジ先生に聞く、MA複合アラートの基本

ケータ君の疑問から、記事全体の結論を先に整理しましょう。

ケータ君

クロス・タッチ・ブレイクを、全部有効にする必要がありますか?

インジ先生

結論は、必要な判定だけを有効にすれば大丈夫です。

クロス・タッチ・ブレイクを一つのチャートで管理しつつ、機能と対象MAを選べるからです。

ただしMT4ではタッチやブレイクを使う場合もクロスアラートを有効にする必要があります。

ケータ君

MT4版とMT5版は、入力項目も動作も同じですか?

インジ先生

結論は、両対応でも完全に同じではありません。

MT5版は39入力の正本、MT4版は21入力の提供版で、通知間隔や表示設定などに差があります。

MT5限定機能をMT4でも使えると誤解せず、この記事の比較表で利用範囲を確認してください。

ここからは、3種類の判定、両版の差、通知動作、正式版の導入を順に確認します。

3本の移動平均線でクロス・タッチ・終値ブレイクの通知点を示すMA複合アラートのイメージ
MA複合アラートは、3本のMAと3種類の判定を一つのチャートで管理します。

目次

MA複合アラートの早見表

項目 仕様
正式製品名 MA複合アラート(MA Cross Touch Break Alert)
対応環境 MT4・MT5。両版の入力数と一部機能は異なる
初期MA 20・75・200期間、SMA、終値
判定 MA1とMA2のクロス、選択したMAへのタッチ、選択したMAの終値ブレイク
判定足 確定足が初期値。未確定足へ切替可能
通知 ポップアップ、サウンド、プッシュ、メール
Version MT4・MT5ともに1.000
正本 MT5版の機能・パラメーター仕様

「MT4・MT5両対応」は、両版の入力項目や動作が完全に同じという意味ではありません。MT5版を正本とし、MT4版はMT4環境に合わせた正式な提供版として扱います。

クロス・タッチ・ブレイクの違い

機能 判定する状態 判定対象 読み取れないこと
クロス MA1とMA2の上下関係が入れ替わる 前の足と現在の足のMA1・MA2 将来の上昇・下落
タッチ ローソク足の安値〜高値が、許容幅を含めてMAへ接する 有効にしたMA1・MA2・MA3 接触後の反発
ブレイク 終値がMAの一方から反対側へ移る 有効にしたMA1・MA2・MA3 ブレイク後の方向継続

クロスはMA1とMA2だけを比較します。初期期間では20期間MAと75期間MAの組み合わせです。MA3の初期値は200期間ですが、クロス判定には使いません。

タッチは、ローソク足の値幅に許容幅を加えた範囲へMAが入ったかを確認します。ブレイクはヒゲではなく終値を使い、前の足と現在の足で終値とMAの位置関係が入れ替わったかを確認します。

3機能を一つにまとめる目的

複合版の目的は、3本のMAに関する異なるイベントを、一つのインジケーターで監視することです。複数の単機能ツールを同じチャートへ重ねず、次の項目をまとめて管理できます。

  • MA1・MA2・MA3の期間、方式、適用価格
  • クロス・タッチ・ブレイクの有効/無効
  • タッチとブレイクの対象MA
  • 確定足/未確定足
  • ポップアップ、サウンド、プッシュ、メール

3機能すべてを有効にする必要はありません。確認したいイベントだけに絞ることで、通知の目的を明確にできます。各イベントは売買サインではなく、設定した条件が成立したことを知らせるものです。

対応プラットフォームとMT4・MT5比較

MT4版とMT5版はどちらもVersion 1.000の正式版です。共通する基本機能はありますが、入力数と一部の設定・通知動作が異なります。

比較項目 MT4版 MT5版
位置づけ MT4環境向けの正式提供版 機能・パラメーター仕様の正本
入力数 21 39
共通基本機能 3本のMA表示、クロス・タッチ・ブレイク、確定/未確定足、4通知方式 同左
3機能のON/OFF タッチ・ブレイクを使う場合もクロスアラートをONにする クロス・タッチ・ブレイクを独立してON/OFFできる
MA表示設定 固定の色・太さで3本を表示 3本ごとに表示、色、太さを設定できる
マーカー 専用入力なし クロス矢印、タッチ・ブレイクマーカーを設定できる
通知の重複抑止 イベント・方向・対象MAごとに同一バーの重複を抑止 イベント・方向・対象MAごとに状態を持ち、最小間隔バー数も設定できる
MT5限定設定 利用不可 インスタンスID、表示・色・太さ、各マーカー、矢印色・オフセット、最小通知間隔、デバッグ表示

MT5だけに存在する18入力

MT5版にのみ、次の入力があります。MT4版では利用できません。

  • インスタンスID
  • MA1・MA2・MA3それぞれの表示ON/OFF
  • MA1・MA2・MA3それぞれの色
  • MA1・MA2・MA3それぞれの太さ
  • クロス矢印の表示、ゴールデンクロス色、デッドクロス色、オフセット
  • タッチマーカーとブレイクマーカーの表示
  • 同種アラートの最小間隔バー数
  • デバッグ情報の表示

MT4版の差分は欠陥や未完成を意味しません。MT4環境向けに承認された21入力の提供版です。ただし、MT5限定の設定をMT4でも利用できるようには説明できません。

確定足・未確定足の判定

初期値の確定足モードでは、確定済みバーを現在の判定対象、その一つ前の確定済みバーを比較対象にします。通知はバーが確定して条件が成立した後です。

未確定足モードでは、進行中のバーと直前の確定済みバーを使います。価格、高値、安値、終値相当の現在値、MA値がティックごとに動くため、バーが確定するまで条件の成立・不成立が変わる場合があります。

確定前後の違いを詳しく確認したい場合は、確定足と未確定足のシグナルの違いも参照してください。

通知方式と重複通知防止

両版とも、ポップアップ、サウンド、プッシュ、メールを利用できます。初期値はポップアップとサウンドがON、プッシュとメールがOFFです。プッシュとメールは、インジケーター側だけでなくMetaTrader本体の設定も必要です。

MT5版は、イベント種別・方向・対象MAごとに通知状態を保持し、最小通知間隔を初期3バーで制御します。MT4版は、クロス方向、タッチ対象MA、ブレイク方向・対象MAごとに同一バーの重複通知を抑止しますが、最小間隔バー数の入力はありません。

クロス・タッチ・ブレイクは別イベントです。そのため、同じ足で異なる種類の条件が成立すれば、それぞれ通知される場合があります。重複抑止の状態は稼働中のメモリに保持され、インジケーターの再読み込み後までは引き継がれません。

再計算・リペイントの考え方

両版とも未来のバーを参照しません。初回読み込みではMAを描画しますが、過去イベントをさかのぼって通知しません。通常更新では、MetaTraderの再計算情報を使って必要な範囲を更新します。

未確定足モードでは、進行中バーのMA値、タッチ、クロス、ブレイク判定がティックごとに変化します。これは確定前の価格更新に伴う変化であり、未来情報を参照して確定後の過去シグナルを書き換える動作ではありません。

確定足モードは確定済みバーを判定に使います。ただし、端末へ配信される履歴データそのものが更新された場合、再計算結果はMetaTrader側のデータ状態に従います。インジケーターのリペイントとは何かもあわせて確認してください。

MA複合アラートの基本的な使い方

  1. このページの「正式版の無料ダウンロード」から、利用する環境に合うEX4またはEX5を取得します。
  2. MetaTraderのデータフォルダーを開き、MT4はMQL4/Indicators、MT5はMQL5/Indicatorsへ正式配布ファイルを配置します。
  3. ナビゲーターを更新し、MA複合アラートをチャートへ適用します。
  4. MA1・MA2・MA3の期間、MA方式、適用価格を確認します。初期値は20・75・200、SMA、終値です。
  5. クロス、タッチ、ブレイクから必要な判定を有効にし、タッチとブレイクは対象MAも確認します。
  6. 確定足/未確定足と通知方式を選び、意図した条件で通知されるかを検証します。

MA方式の違いは、SMA・EMA・SMMA・LWMAの違いで確認できます。設定値に利益や勝率を保証する組み合わせはありません。初期値を基準に、一度に一項目ずつ変更して判定の違いを比較してください。

利用時の注意事項

  • クロス、タッチ、ブレイクは条件成立の通知であり、売買推奨ではない
  • MT4・MT5両対応でも、両版の入力数と一部動作は完全には一致しない
  • MT4でタッチまたはブレイクを使う場合も、クロスアラートを有効にする
  • 未確定足モードでは、バー確定まで判定が変わり得る
  • プッシュとメールはMetaTrader本体の通知設定も必要
  • 再適用後は稼働中メモリの重複抑止状態が引き継がれない

本製品はXMTrading、Titan FX、Exness、HFMのMetaTrader環境で検証済みです。この記録は各ブローカーによる公認、推奨、保証、共同開発を意味しません。また、提示されていないビルド、口座タイプ、銘柄などの検証条件は推測しません。

正式版の無料ダウンロード

MT4版とMT5版を無料でダウンロードできます。利用するMetaTraderに合わせて、MT4ではEX4、MT5ではEX5を使用してください。

MT4版は21入力の正式提供版、MT5版は39入力で機能・パラメーター仕様の正本です。両版では入力数と一部機能が異なります。ダウンロード前に利用条件を確認してください。

無料

MetaTrader 4版

Version 1.000

MT4環境向け正式提供版です。

入力数
21件
正式ファイル
MA_Cross_Touch_Break_Alert.ex4
配置先
MQL4/Indicators

無料

MetaTrader 5版

Version 1.000

機能・パラメーター仕様の正本です。

入力数
39件
正式ファイル
MA_Cross_Touch_Break_Alert.ex5
配置先
MQL5/Indicators

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公開済みの同一製品ガイドだけを掲載し、未公開ページにはリンクしません。

まとめ

MA複合アラートは、3本のMAについてクロス・タッチ・終値ブレイクを一つのチャートで監視するためのMT4・MT5対応インジケーターです。MT5版は39入力の正本、MT4版は21入力の正式提供版であり、両対応と完全同一は別の意味です。

まずは確定足の初期設定で必要な判定だけを有効にし、通知条件を一項目ずつ確認してください。未確定足の変化、版ごとの重複抑止、MetaTrader本体の通知設定まで含めて検証すると、仕様と設定ミスを切り分けやすくなります。

よくある質問

MA複合アラートは何を通知しますか?
MA1とMA2のクロス、選択したMAへのローソク足のタッチ、選択したMAに対する終値ブレイクを通知します。
MT4版とMT5版は同じ機能・入力数ですか?
完全には同じではありません。MT5版が39入力の正本で、MT4版は21入力のMT4環境向け提供版です。
3機能すべてを有効にする必要がありますか?
ありません。必要な判定だけを有効にできます。ただしMT4でタッチまたはブレイクを使う場合は、実装上クロスアラートも有効にします。
クロスはどのMAを比較しますか?
クロス判定はMA1とMA2を比較します。初期期間はMA1が20、MA2が75で、MA3はクロス判定には使いません。
タッチとブレイクの違いは何ですか?
タッチはローソク足の高値から安値までの範囲が許容幅を含めてMAへ接した状態、ブレイクは終値がMAの反対側へ移った状態です。
確定足と未確定足はどう違いますか?
確定足モードは確定済みバーで判定します。未確定足モードは進行中バーを使うため、バーが確定するまで条件の成立・不成立が変わる場合があります。
同じ足で複数通知が発生しますか?
クロス、タッチ、ブレイクは別イベントなので、同じ足で異なる種類の通知が発生する場合があります。同一イベントの重複は版ごとの仕組みで抑止します。
再計算やリペイントはありますか?
未来バーは参照しません。未確定足モードでは進行中バーの値と判定がティックごとに変わりますが、確定後の未来情報で過去シグナルを書き換える動作ではありません。