移動平均線乖離率インジケーターは、現在価格がMAからどの程度離れているかをパーセントまたはPipsで表示するMT4・MT5対応ツールです。
初期設定では20期間SMAと終値を使い、乖離をパーセントのヒストグラムで表示します。乖離の大きさは反転や平均回帰を保証せず、価格とMAの現在の位置関係として確認します。
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MA乖離率の計算と0ライン
パーセント表示では、価格とMAの差をMAで割り、百分率へ換算します。Pips表示では、価格とMAの差をPips単位へ換算します。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 正の値 | 価格がMAより上 |
| 0 | 価格とMAが同水準 |
| 負の値 | 価格がMAより下 |
正負は価格とMAの位置関係を示します。上昇や下落が続くことを予測する値ではありません。
表示形式とMA条件
ヒストグラム、ライン、複数ラインを使い分けられます。複数ラインでは、初期値5・25・75期間のMAに対する乖離を同じサブウィンドウで比較できます。
メインMAは初期値20期間SMA、適用価格は終値です。現在時間足のほか、上位時間足の表示、確定済みHTFバーの利用、固定レベルや標準偏差レベル、矢印、通知を設定できます。
現在値と確定値
現在足の乖離値は価格更新に応じて変化します。確定足を使う設定では、ローソク足確定後の値を確認します。
上位時間足を使う場合、参照するHTFバーが形成中か確定済みかによって値の更新方法が異なります。比較条件を固定して検証してください。
初期設定
| 項目 | 初期値 |
|---|---|
| 表示形式 | ヒストグラム |
| 乖離単位 | パーセント |
| メインMA | 20期間SMA・終値 |
| 上位時間足 | OFF(初期時間足H1) |
| 複数ライン期間 | 5・25・75 |
| 確定足・確定HTF足 | ON |
| 最大計算本数 | 3000 |
| 通知 | OFF |
MT5版は86入力、MT4版は88入力です。MT4版だけにBuy_Label_Offset_MultiplierとSell_Label_Offset_Multiplierがあります。
導入と使い方
- MT4またはMT5のIndicatorsフォルダーへ対応ファイルを配置します。
- ナビゲーターを更新し、チャートへ適用します。
- パーセントまたはPipsを選びます。
- 表示形式、MA期間、方式、適用価格を確認します。
- 必要に応じて複数MAや上位時間足を有効にします。
- 0ラインと正負、過去の値の分布を同じ条件で確認します。
4社での検証と記事内の案内先
本インジケーターは、XMTrading、Titan FX、Exness、HFMのMetaTrader環境で動作確認済みです。本記事では、確認環境のうちHFMを主要な案内先として紹介しています。
本インジケーターはHFM専用ではありません。検証済みであることは、各ブローカーによる推奨、保証、共同開発、公認を意味しません。口座タイプ、銘柄、サーバー時間、価格桁数、履歴データ、MetaTraderのビルドなどによって表示や通知条件が異なる場合があります。
使うときの注意点
- 大きな乖離を自動的な反転・回帰と解釈しない
- 銘柄や時間足が違う値を無条件に比較しない
- 現在足と確定足、現在時間足と上位時間足を区別する
- 固定レベルや標準偏差レベルを利益保証として扱わない
MAそのものの並びを確認する場合はTriple Moving Average、値動きの大きさをATRと平均水準で比較する場合はATR Moving Averageも確認できます。