MAタッチ通知の設定方法|25入力とPoints・Pips許容幅を解説

MA、接触方向、許容幅、判定タイミング、通知方法を初期値から一項目ずつ調整するための設定ガイドです。

全入力を一度に変えず、MA、接触方向、許容幅、判定タイミング、通知方法の順に分けて確認します。

インジ先生に聞く、25入力の設定順

ケータ君の疑問から、設定変更の起点を整理しましょう。

ケータ君

PointsとPipsの許容幅、現在足と確定足はどう選べばよいですか?

インジ先生

まずPips・0.0の初期値で直接接触を確認し、幅を加えるときはPointsかPipsかを先に決めてください。

形成中の状態を見るなら現在足、バーが閉じた後に確認するなら確定足を選びます。

ケータ君

MT4版とMT5版は同じ25入力ですか? 設定を変えれば取引結果も良くなりますか?

インジ先生

はい。両版は25入力の表示名と初期値が一致します。

設定値は接触条件と通知方法を調整するもので、取引結果を保証しません。利用環境の差も分けて確認しましょう。

ここからは、初期値、全25入力、変更手順、利用環境の差を順に確認します。

MA期間、接触方向、Points・Pips許容幅、通知方法を調整するMAタッチ通知の設定イメージ
MA、接触方向、許容幅、判定タイミング、通知方法を一項目ずつ確認します。

目次

MAタッチ通知の設定早見表

確認項目 初期値 変更時の要点
MA 期間20・EMA・終値 期間、種類、適用価格を一項目ずつ変更する
判定タイミング 現在足 形成中バーか確定済みバーかを選ぶ
接触方向 両方向 上側、下側、両方向から選ぶ
許容幅 Pips・0.0 単位を確認してから幅を変更する
MA表示 ON 表示とタッチ判定は別項目として確認する
タッチマーカー ON 上側はTomato、下側はLime
通知 ポップアップON サウンド、Push、メールはOFF
デバッグ情報 OFF 確認が終わったらOFFへ戻す

MT4版とMT5版はどちらもVersion 1.000で、25入力の表示名と初期値が一致します。MT5版を機能・パラメーター仕様の基準とし、MT4版はMT4環境向けの正式提供版として扱います。

MA期間・種類・適用価格の設定

初期値はMA期間20、EMA、終値です。3項目を一度に変えると、どの変更がMAの位置へ影響したかを分けにくくなります。現在の設定を保存し、期間、種類、適用価格の順に一項目ずつ比較してください。

入力 初期値 設定確認の要点
MA期間 20 1以上を指定し、同じ銘柄・時間足で比較する
移動平均の種類 EMA SMA、EMA、SMMA、LWMAから目的に合わせて選ぶ
適用価格 終値 MetaTraderの設定画面に表示される価格種別から選ぶ
MAシフト 0 MAの表示位置を前後へずらす

MA期間や方式を変えると、MAの値とタッチ位置も変わります。特定の値を万能な設定として扱わず、通知条件を確認したい時間軸に合わせて比較します。

上側・下側・両方向の設定

「接触方向」の初期値は両方向です。直前バーの終値が許容ゾーンより上なら上側からの接触、下なら下側からの接触として扱います。

設定 通知対象
上側 許容ゾーンより上にあった価格がゾーンへ入った場面
下側 許容ゾーンより下にあった価格がゾーンへ入った場面
両方向 上側と下側の両方

接触方向と通知方法は別の設定です。たとえば上側だけを選んでも、ポップアップなどの通知方法がすべてOFFなら外部への通知は行われません。マーカー色は、上側からの接触がTomato、下側からの接触がLimeです。

通知は価格範囲がMA周辺へ入ったことを知らせる機能です。その後の相場方向や反発を判断するものではありません。

PointsとPipsの許容幅設定

許容幅は、MAを中心にタッチ判定へ含める価格帯を設定します。初期値はPips方式の0.0です。

指定方式 基準 確認点
Points MetaTraderの最小価格単位 銘柄の価格桁数に応じて実際の値幅が変わる
Pips 一般的な値幅単位 桁数に応じた換算を利用環境で確認する

0.0 Pipsでは許容幅を加えず、対象バーの高値・安値の範囲にMAが入った場合を接触として判定します。値を大きくするとMA周辺の判定ゾーンが広がるため、タッチとして扱う場面も増える場合があります。単位と数値を同時に変えず、まず指定方式を決めてから小さな幅で比較してください。

現在足と確定足の設定

「判定タイミング」の初期値は現在足です。

設定 判定対象 確認点
現在足 形成中バーの高値・安値とMA バー確定前に価格範囲とMAが変わる場合がある
確定足 直近の確定済みバーの高値・安値とMA 通知はバー確定後になる

形成中の接触を確認したい場合は現在足、バーが閉じた後の状態を確認したい場合は確定足を選びます。現在足では、バーの形成中に判定状態が変わる場合があります。同じ方向・同じイベント足への再通知は稼働中の状態で抑止されますが、再適用、時間足変更、端末再起動後は状態が引き継がれません。

ポップアップ・音・Push・メール通知の設定

4種類の通知方法を個別に設定できます。

通知方法 初期値 追加確認
ポップアップ ON MetaTrader画面内で表示を確認する
サウンド OFF サウンドファイルalert.wavを利用できるか確認する
Push OFF MetaTrader本体で端末IDとテスト通知を設定する
メール OFF MetaTrader本体で送信先とメール設定を確認する

Pushとメールは、インジケーター側をONにするだけでは届きません。MetaTrader本体の通知設定を完了し、テスト機能で端末まで届くことを確認してください。通信状況や端末側の設定によって到達状況は変わります。

MT4版とMT5版の25入力対応

MT4版とMT5版の全25入力を、設定画面の表示順に整理します。両版で表示名と初期値は共通です。

番号 分類 入力 初期値 役割
1 識別 インスタンスID 空欄 複数適用時の描画物を区別する
2 判定 判定タイミング 現在足 形成中バーか確定済みバーかを選ぶ
3 判定 接触方向 両方向 上側、下側、両方向から選ぶ
4 履歴 過去マーカー表示本数 500 過去に表示するマーカー数を指定する
5 MA MA期間 20 MAの計算期間
6 MA 移動平均の種類 EMA MAの計算方式
7 MA 適用価格 終値 MA計算へ使う価格種別
8 MA MAシフト 0 MAの表示位置をずらす
9 表示 MAを表示 ON MAの表示を切り替える
10 表示 MA色 DodgerBlue MAの表示色
11 表示 MA太さ 1 MAの線幅
12 表示 MA線種 Solid MAの線種
13 許容幅 許容幅の指定方式 Pips PointsまたはPipsを選ぶ
14 許容幅 タッチ許容幅 0.0 MA周辺の判定幅
15 マーカー タッチマーカーを表示 ON 接触位置の表示を切り替える
16 マーカー 上側から接触した色 Tomato 上側からの接触マーカー色
17 マーカー 下側から接触した色 Lime 下側からの接触マーカー色
18 マーカー マーカーサイズ 1 マーカーの大きさ
19 マーカー マーカーオフセット 80 Points マーカーをバーから離す間隔
20 通知 ポップアップ通知 ON MetaTrader画面内へ通知する
21 通知 プッシュ通知 OFF 設定済み端末へ通知する
22 通知 メール通知 OFF MetaTraderのメール設定で送る
23 通知 サウンド通知 OFF 指定した音声ファイルを再生する
24 通知 サウンドファイル alert.wav サウンド通知に使うファイル
25 確認 デバッグ情報を表示 OFF 確認用情報の出力を切り替える

MT4とMT5では、MetaTraderの世代に合わせてMA値の取得や描画物の識別方法が異なります。設定を移すときは、25項目を画面上で照合してください。MT4用ファイルをMT5へ、MT5用ファイルをMT4へ配置することはできません。

設定例と注意事項

設定例は目的ごとの確認起点です。特定の値を推奨したり、取引結果を示したりするものではありません。

確認したいこと 設定例 見るポイント
初期状態を確認 20・EMA・終値・現在足・両方向・0.0 Pips マーカー位置とポップアップ時刻
上側だけを確認 接触方向を上側 下側からの接触を対象にしないこと
確定後だけを確認 判定タイミングを確定足 バー確定後に判定されること
Pointsで幅を比較 指定方式をPointsにして小さな値から変更 銘柄の桁数と実際の価格幅
通知経路を追加 必要な通知だけをON MetaTrader本体側のテスト結果

設定変更時は次の点を確認してください。

  • 初期値を保存してから、一項目ずつ変更する
  • MA、方向、許容幅、判定タイミング、通知方法を別々に確認する
  • 許容幅の単位と数値を取り違えない
  • PushとメールはMetaTrader本体側も設定する
  • 再適用、時間足変更、端末再起動後は通知状態をもう一度確認する
  • MT4にはMT4版、MT5にはMT5版の配布物を使う
  • 別Versionや別製品の設定ファイルをそのまま読み込まない

設定の保存形式や入力の並びは、利用するMetaTrader、OS、更新状況によって表示が異なる場合があります。MT4版とMT5版で25入力が対応していても、すべての利用環境で同じ表示や通知到達を保証するものではありません。

本製品はXMTrading、Titan FX、Exness、HFMのMetaTrader環境で検証済みです。この記録は各社による公認、推奨、認定、共同開発を示すものではありません。本記事ではfeatured brokerとしてTitan FXをご案内しますが、MAタッチ通知はTitan FX専用ではありません。広告・紹介リンクを含み、リンク経由の申込みなどにより当サイトが報酬を受け取る場合があります。

正式版の無料ダウンロード

MT4版とMT5版はともにVersion 1.000、25入力です。利用するMetaTraderに合わせて、MT4ではEX4、MT5ではEX5を選んでください。

MT4はMQL4/Indicators、MT5はMQL5/Indicatorsへ配置します。ダウンロード前に利用条件を確認し、利用中のMetaTraderと拡張子を合わせてください。

無料

MetaTrader 4版

Version 1.000

MT4環境向けの正式提供版です。

入力数
25件
正式ファイル
MA_Touch_Alert.ex4
配置先
MQL4/Indicators

無料

MetaTrader 5版

Version 1.000

機能・パラメーター仕様の基準です。

入力数
25件
正式ファイル
MA_Touch_Alert.ex5
配置先
MQL5/Indicators

よくある質問

MT4版とMT5版はどちらも25入力ですか?
はい。どちらも25入力で、表示名と初期値が一致します。MT5版を機能・パラメーター仕様の基準とし、操作や利用環境の差は分けて確認します。
初期設定のMA期間・種類・適用価格は何ですか?
MA期間20、EMA、終値です。現在の設定を保存し、比較するときは期間、種類、適用価格のうち一項目だけを変更してください。
PointsとPipsはどう使い分けますか?
PointsはMetaTraderの最小価格単位、Pipsは一般的な値幅単位として指定します。換算は銘柄の価格桁数で変わるため、単位と実際の価格幅を利用環境で確認してください。
許容幅0.0 Pipsではどのように判定されますか?
許容幅を加えず、対象バーの高値・安値の範囲にMAが入った場合を接触として判定します。通知後の相場方向を判定する設定ではありません。
上側・下側・両方向はどう設定しますか?
「接触方向」で選びます。上側または下側だけを対象にするか、初期値の両方向を選べます。接触方向と通知方法は別設定です。
現在足と確定足はどちらを選べばよいですか?
形成中バーの状態を確認したい場合は現在足、バーが閉じた後に確認したい場合は確定足を選びます。現在足ではバー確定前に判定状態が変わる場合があります。
ポップアップ・音・Push・メール通知は個別に設定できますか?
できます。初期値はポップアップがON、サウンド、Push、メールがOFFです。PushとメールはMetaTrader本体側の設定とテストも必要です。
設定保存やMT4・MT5間の移行で注意することはありますか?
変更前の設定を保存し、移行後は25項目を設定画面で照合してください。MT4用とMT5用のファイルは互換ではなく、別Versionや別製品の設定ファイルもそのまま使わないでください。

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まとめ

MAタッチ通知のMT4版・MT5版は、ともに25入力です。20期間EMA、終値、現在足、両方向、0.0 Pipsを比較の起点にし、MA、接触方向、許容幅、判定タイミング、通知方法を分けて確認します。

入力値を保存してから一項目ずつ変更し、PointsとPips、現在足と確定足、通知方法の違いも利用環境で確認してください。通知はMA周辺への接触確認を補助するもので、その後の相場方向や取引結果を示すものではありません。