ボリンジャーバンドの1σ・2σ・3σは、中央線からどれだけ離れた価格帯にいるかを整理するための目安です。
この記事では、Pipsや勝率ではなく、チャート上の価格位置として1σ・2σ・3σをどう見分けるかを解説します。
中央線とσラインの関係
ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、標準偏差を使って上下のラインを表示します。
複数σボリンジャーバンドでは、中央線、1σ、2σ、3σを同じチャートへ表示します。価格が中央線に近いのか、外側のラインに近いのかを段階的に確認できます。
1σの見方
1σは中央線に比較的近い価格帯です。
価格が1σ付近で推移している場合、中央線から少し離れた状態として整理できます。急な値動きというより、通常の揺れの範囲として見る場面が多くなります。
ただし、1σ内にあるから安全、1σを抜けたから強い、という単純な判断はできません。
2σの見方
2σは、一般的なボリンジャーバンドでよく使われる外側のラインです。
価格が2σ付近にある場合、中央線からある程度離れた状態として確認できます。バンド幅が広がっているか、ローソク足が外側へ張り付いているかも合わせて見ると、状態を整理しやすくなります。
3σの見方
3σは2σよりさらに外側の価格帯です。
価格が3σ付近に到達している場合、通常よりも外側へ動いている状態として確認できます。ただし、3σは反転の保証ではありません。強い値動きの途中では、外側のライン付近で推移が続くこともあります。
全ラインを表示する必要はあるか
常に1σ・2σ・3σをすべて表示する必要はありません。
見慣れないうちは、中央線と2σを中心に確認し、値動きの広がりをもっと細かく見たいときに1σや3σを加えると扱いやすくなります。
反発やブレイクを保証しない
ボリンジャーバンドは、価格帯を整理するための指標です。
上側バンドに触れたら売り、下側バンドに触れたら買い、といった固定ルールをこのインジケーターが示すわけではありません。外側のラインに触れたあとの値動きは、相場環境によって変わります。