articleMT4 MT5/images/indicators/multiple-sigma-bollinger-bands/multiple-sigma-bollinger-bands-overview.webp2026-07-22

複数σボリンジャーバンドインジケーターの使い方|MT5で1σ・2σ・3σを表示

複数σボリンジャーバンドインジケーターの使い方を解説。MT5で中央線と±1σ・±2σ・±3σを同時表示し、価格位置、バンド幅、バンドウォーク、表示されない場合の確認順を整理します。

MT5で1σ・2σ・3σのボリンジャーバンドを同時表示し、価格位置、バンド幅、バンドウォーク、設定方法を確認する総合ガイドです。

複数σボリンジャーバンドインジケーターの使い方|MT5で1σ・2σ・3σを表示のイメージ

複数σボリンジャーバンドインジケーターは、MT5のメインチャートへ中央線と±1σ・±2σ・±3σのボリンジャーバンドを同時表示する無料インジケーターです。

MT5標準のボリンジャーバンドを複数回追加しなくても、同じ期間・適用価格を基準にした複数のσラインを1つのチャートで確認できます。価格が中央線付近にあるのか、1σから2σの間にあるのか、3σ付近まで広がっているのかを整理しやすくするための表示補助です。

製品ページでは、MT5版EX5の無料ダウンロード、正式パラメーター、利用条件を確認できます。

複数σボリンジャーバンドインジケーターとは

このインジケーターは、現在チャートのシンボルと時間足に対して、3つのiBandsハンドルを作成します。

1σ、2σ、3σをそれぞれ別のハンドルで計算し、中央線、1σ上側・下側、2σ上側・下側、3σ上側・下側の合計7ラインを表示します。

初期設定は、ボリンジャーバンド期間20、表示シフト0、適用価格は終値(Close price)です。1σ・2σ・3σはすべて初期表示されます。

このガイドで確認できること

このガイドでは、次を順番に確認します。

  • 1σ・2σ・3σを同時表示する目的
  • 中央線、上側バンド、下側バンドの見方
  • σ倍率、表示ON/OFF、色、線種、太さの設定
  • バンド幅の拡大・縮小の考え方
  • バンドウォークを見るときの注意点
  • 表示されない場合の確認順

複数のσラインは、価格位置やボラティリティを整理するための材料です。バンドの接触やブレイクだけで売買を判断するものではありません。

複数σを表示すると情報量が増えるため、まずは何を見るためのラインなのかを整理しておくと扱いやすくなります。

インジ先生に聞く、複数σボリンジャーバンドの見方

この会話では、1σ・2σ・3σの役割、バンド幅、バンドウォーク、売買サインではない点を順番に確認します。

ケータ君

ボリンジャーバンドを何本も表示すると、何が見やすくなるんですか?

インジ先生

価格が中央線、1σ、2σ、3σのどの帯にいるかを段階的に確認しやすくなります。

標準的な2σだけを見るより、価格位置の強弱を整理しやすいのが特徴です。

ケータ君

3σに触れたら、反発しやすいと考えてよいですか?

インジ先生

3σは外側の価格帯を示す目安ですが、反発を保証するラインではありません。

強い値動きでは、外側のバンド付近を進み続けることもあります。

ケータ君

バンド幅が広がっているときは、方向も分かるんですか?

インジ先生

バンド幅は値動きの大きさを整理する材料です。

上方向か下方向かは、ローソク足や価格位置と一緒に確認してください。

ケータ君

バンドウォークも自動で教えてくれますか?

インジ先生

自動判定やラベル表示はありません。

複数σラインを見ながら、価格がどの外側ライン付近を推移しているかを自分で確認する使い方です。

ケータ君

ラインが多くて見づらいときは、どうすればいいですか?

インジ先生

最初は中央線と2σを中心に見て、必要に応じて1σや3σを加えるとよいです。

「1σラインを表示」「2σラインを表示」「3σラインを表示」で表示を切り替えられます。

ケータ君

このインジケーターだけで売買判断できますか?

インジ先生

できません。売買サイン、アラート、自動売買は搭載していません。

価格位置やボラティリティを整理する分析材料として使ってください。

ここからは、会話で出てきた複数σボリンジャーバンドの仕組み、パラメーター、確認手順を本文で詳しく整理します。

MT5へのインストール方法

製品ページからTripleBB_Sigma.ex5をダウンロードし、MT5のデータフォルダ内にあるMQL5/Indicatorsへ配置します。

配置後は、MT5を再起動するか、ナビゲーターを更新してください。ナビゲーターからMultiple Sigma Bollinger Bandsをチャートへドラッグすると、メインチャート上に複数のボリンジャーバンドが表示されます。

初期表示されるライン

初期設定では、次の7ラインを表示します。

ライン 初期値 初期色 初期表示
中央線 期間20の中心線 グレー系 ON
1σ上側 / 下側 1.0σ 淡い青系 ON
2σ上側 / 下側 2.0σ 青系 ON
3σ上側 / 下側 3.0σ 濃い青系 ON

同じσの上側ラインと下側ラインは、同じ色、線種、太さで表示されます。

1σ・2σ・3σの役割

1σは中央線に近い価格帯、2σは標準的なボリンジャーバンドでよく使われる外側の価格帯、3σはさらに外側の価格帯として整理できます。

ただし、どのσラインも反発やブレイクを保証するものではありません。価格がどの帯にあるか、外側へ広がっているか、中央線へ戻っているかを確認するための目安として扱います。

バンド幅の見方

上下のバンドが広がる状態は、価格変動の幅が大きくなっている場面として確認できます。反対に、上下のバンドが狭くなる状態は、値動きが小さくなっている場面として整理できます。

バンド幅の拡大・縮小は、価格方向を直接示すものではありません。ローソク足の向き、直近高値・安値、ほかの時間足の状況とあわせて確認してください。

バンドウォークを見るときの注意

価格が外側のバンド付近を推移し続ける状態を、バンドウォークとして見ることがあります。

複数σを表示していると、価格が1σ付近で推移しているのか、2σの外側に張り付いているのか、3σまで伸びているのかを整理しやすくなります。

ただし、バンドウォークは継続を保証するものではありません。外側のσラインに沿っている場面でも、急な反転やレンジ化が起きる場合があります。

設定で調整できること

主な調整項目は次のとおりです。

  • 「ボリンジャーバンド期間」で計算期間を変更
  • 「バンド表示シフト」で表示位置をシフト
  • 「適用価格」で計算に使う価格を変更
  • 「1σ倍率」「2σ倍率」「3σ倍率」でσ倍率を変更
  • 「中央線を表示」「1σラインを表示」「2σラインを表示」「3σラインを表示」で表示ON/OFFを変更
  • 各ラインの色、線種、太さを変更

まずは初期設定で表示し、見たい情報に合わせて3σを消す、中央線を強調する、1σと2σだけを見るなど、段階的に調整すると扱いやすくなります。

表示されない場合

表示されない場合は、次の順番で確認してください。

  1. TripleBB_Sigma.ex5をMQL5/Indicatorsへ配置しているか
  2. MT5を再起動するか、ナビゲーターを更新したか
  3. チャートへMultiple Sigma Bollinger Bandsを適用したか
  4. 「ボリンジャーバンド期間」が2以上になっているか
  5. 「1σ倍率」「2σ倍率」「3σ倍率」が0より大きいか
  6. 各ラインの表示設定がONになっているか
  7. ライン色がチャート背景と同化していないか
  8. 必要な履歴本数が読み込まれているか
  9. インジケーターを再適用して表示されるか

搭載していない機能

複数σボリンジャーバンドインジケーター v1.017には、次の機能はありません。

  • 売買サイン
  • アラート
  • メール通知
  • プッシュ通知
  • 自動売買
  • MTF表示
  • バンドブレイクの自動判定
  • バンドウォーク判定ラベル
  • 4σ以上の専用表示項目

関連記事

ダウンロード

MT5版EX5は複数σボリンジャーバンドインジケーター製品ページから無料でダウンロードできます。

利用条件と免責事項を確認し、ボリンジャーバンドが将来の価格や利益を保証するものではないことを理解したうえで使用してください。

よくある質問

複数σボリンジャーバンドインジケーターは何を表示しますか
MT5のメインチャートへ中央線と±1σ・±2σ・±3σのボリンジャーバンドを表示します。
3σまで表示できますか
表示できます。初期設定では1σ、2σ、3σがすべて表示されます。
σ倍率は変更できますか
「1σ倍率」「2σ倍率」「3σ倍率」で変更できます。0以下の値は使用できません。
売買サインやアラートはありますか
ありません。複数のσラインを表示する分析補助インジケーターです。
MT4版はありますか
現在公開しているのはMT5版EX5です。MT4版は未公開です。