MT5で複数のボリンジャーバンドを表示すると、標準的な±2σだけでなく、1σや3σを含めた価格位置をまとめて確認できます。
この記事では、MT5標準機能で複数追加する方法と、複数σボリンジャーバンドインジケーターでまとめて表示する方法の違いを整理します。
複数表示で確認しやすくなること
複数のボリンジャーバンドを同時表示すると、価格が中央線付近なのか、1σ付近なのか、2σの外側なのか、3σ付近なのかを段階的に見やすくなります。
バンドの外側にいるかどうかだけでなく、どのσ帯を推移しているかを確認できる点がポイントです。
MT5標準機能で複数追加する場合
MT5標準のBollinger Bandsを複数回追加すれば、複数σの表示は可能です。
その場合は、次を手動でそろえる必要があります。
- 期間
- 表示シフト
- 適用価格
- 各偏差値
- ライン色
- 線種
- 線幅
設定がずれると、1σ・2σ・3σの比較がしにくくなるため、複数回追加する場合は同じ前提でそろえてください。
複数σボリンジャーバンドでまとめて表示する場合
複数σボリンジャーバンドインジケーターでは、1つの設定画面で1σ・2σ・3σを管理できます。
初期設定は次のとおりです。
| 項目 | 初期値 |
|---|---|
| ボリンジャーバンド期間 | 20 |
| バンド表示シフト | 0 |
| 適用価格 | PRICE_CLOSE |
| 1σ倍率 | 1.0 |
| 2σ倍率 | 2.0 |
| 3σ倍率 | 3.0 |
各σラインは表示ON/OFFを切り替えられるため、最初は1σと2σだけ表示し、必要なときに3σを加える使い方もできます。
ラインが多いときの整理方法
すべてのラインを常に表示すると、チャートが見づらくなる場合があります。
初心者は、まず中央線と2σだけを確認し、慣れてきたら1σや3σを追加すると、ラインの意味を追いやすくなります。
また、同じσの上下ラインは同じ色で表示されるため、色の濃淡で1σ、2σ、3σを区別しやすくしておくと見間違いを減らせます。
売買サインではないこと
複数のバンドを表示しても、インジケーターが売買タイミングを判定するわけではありません。
ラインは価格位置や値動きの広がりを整理する材料です。ローソク足、時間足、相場環境とあわせて確認してください。