MT5のチャート時刻は、日本時間ではなくブローカーのサーバー時刻で表示されます。
セッション背景や市場時間の表示がずれる場合は、インジケーターの不具合と判断する前に、サーバー時間とUTCオフセットを確認します。
MT5のサーバー時間とは
MT5では、ローソク足の時刻がブローカーのサーバー時刻で管理されます。
たとえば、同じ銘柄でもブローカーによって日足の区切りやサーバー時刻が異なる場合があります。そのため、セッション表示や日足基準の分析では、ブローカーごとの差が出ることがあります。
GMT差とUTCオフセット
UTCオフセットは、サーバー時刻がUTCから何時間ずれているかを表します。
たとえばUTC+2のサーバーでは、UTC 00:00がサーバー時刻02:00になります。
Session Background Zonesでは、この差を使って、JSTや現地時間で設定したセッション時刻をMT5チャート上の時刻へ変換します。
3つのサーバーUTCオフセット方式
Session Background Zones v1.07では、次の3方式を使えます。
現在のサーバー時差を使用
現在観測されるTimeTradeServer()とTimeGMT()の差を使います。
現在時点の差を使うため、過去期間のサーバー夏時間切り替えを厳密に再現する方式ではありません。
固定UTCオフセットを使用
指定した固定UTCオフセットを全期間へ使います。
サーバー時刻が固定されている環境や、表示確認のために明示的な値で合わせたい場合に使います。
一般的なFXサーバー GMT+2/GMT+3
初期設定の方式です。
ニューヨーク夏時間の切り替え基準を使い、冬時間UTC+2、夏時間UTC+3を切り替えます。
これは一般的なNYクローズ系FXサーバーを想定した方式であり、すべてのブローカーへ完全対応するものではありません。
表示がずれる場合の確認順
背景ゾーンの位置がずれる場合は、次の順に確認します。
- 利用しているMT5のサーバー時刻
- サーバーのUTCオフセット
- 夏時間・冬時間の切り替え時期
- Session Background ZonesのサーバーUTCオフセット方式
- 固定方式を使う場合のオフセット値
- セッションごとの開始・終了時刻
XMTradingでの確認について
Session Background Zones v1.07は、XMTradingのMetaTrader 5環境で確認済みです。
ただし、XMTradingだけが正しい基準という意味ではありません。XMTradingは検証環境として紹介しており、ほかのMT5環境ではサーバー時間や履歴データにより表示差が出る場合があります。
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まとめ
MT5の時刻ずれを確認するときは、日本時間だけでなく、ブローカーのサーバー時間とUTCオフセットを見ます。
Session Background Zonesでは3つのサーバーUTCオフセット方式を選べます。EX5は製品ページから確認できます。