P・R1〜R3・S1〜S3の見方|ピボットラインの意味を解説

P、R1〜R3、S1〜S3の意味と、MTF Pivot Linesでライン段階を見分けるポイントを解説します。

ピボットのP、R1〜R3、S1〜S3は、現在価格がどの基準価格帯に近いかを整理するためのラインです。名前だけを見ると難しく感じますが、まずはPを中心、Rを上側、Sを下側の目安として分けると理解しやすくなります。

この記事では、P、R1/R2/R3、S1/S2/S3の意味と、MTF Pivot Linesで表示するときの見方を整理します。反発やブレイクを保証するラインではなく、価格帯を確認する材料として扱う点も押さえておきます。

MTF Pivot LinesのラベルでD、W、MとP、R、S、価格を確認する画面

Pラインの意味

PはPivotの中心となる基準ラインです。前の期間の価格をもとに計算され、現在価格が中心価格帯の上側にいるのか、下側にいるのかを見る手がかりになります。

P付近では、次のような確認ができます。

  • 現在価格が中心価格帯に近いか
  • D1 PとW1 Pが近いか
  • Pを挟んで上下どちらに推移しているか
  • P付近でローソク足がどう確定しているか

Pを上回っているから買い、下回っているから売り、という単純な判断ではありません。Pはあくまで位置関係を見るための中心線です。

R1 / R2 / R3の見方

RラインはPより上側に表示される価格帯です。R1、R2、R3の順に外側へ広がる目安として見ます。

ライン 見方
R1 Pに近い上側の価格帯
R2 値幅が広がった場面の上側目安
R3 大きく上方向へ動いた場面の外側目安

Rラインに近づいたから必ず反落するわけではありません。上抜けて継続する場合も、いったん抜けて戻る場合もあります。Rライン付近では、確定足、直近高値、ボラティリティ、指標発表などをあわせて確認してください。

S1 / S2 / S3の見方

SラインはPより下側に表示される価格帯です。S1、S2、S3の順に外側へ広がります。

ライン 見方
S1 Pに近い下側の価格帯
S2 値幅が広がった場面の下側目安
S3 大きく下方向へ動いた場面の外側目安

Sラインも、必ず反発する価格ではありません。下抜け後に継続する場合もあるため、ライン到達だけで判断を固定しないことが大切です。

全ラインを表示する必要はない

MTF Pivot Linesでは、P、R1/S1、R2/S2、R3/S3の表示を切り替えられます。最初はPとR1/S1だけを表示し、必要に応じてR2/S2、R3/S3を追加すると見やすくなります。

状況 表示例
初心者の確認 P + R1/S1
通常の位置確認 P + R1/S1 + R2/S2
大きく動いた場面 R3/S3も追加
ラインが多い場合 D1またはW1だけに絞る

ライン整理の考え方は、MTFピボットのおすすめ設定ピボットラインが多すぎるときの整理方法も参考になります。

D1 / W1 / MN1で意味が変わる

同じPやR1/S1でも、D1、W1、MN1で基準にする期間が違います。D1 R1は日足基準、W1 R1は週足基準、MN1 R1は月足基準の上側価格帯です。

ラベルでD、W、Mを見分けないと、同じR1でも時間足を取り違えることがあります。複数時間足を表示する場合は、ラベル表示をONにして確認してください。

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よくある質問

Pは何を意味しますか

Pは中心となるピボットラインです。現在価格が中心価格帯の上側か下側かを整理する材料になります。

R1、R2、R3は何が違いますか

R1はPに近い上側、R2はさらに外側、R3は大きく上方向へ動いた場面の外側目安として見ます。

S1、S2、S3は必ず反発しますか

いいえ。Sラインは下側の価格帯を示す目安であり、反発や値動きを保証するものではありません。

R3/S3まで全部表示すべきですか

必須ではありません。最初はPとR1/S1、必要に応じてR2/S2までで十分な場合があります。

D1 R1とW1 R1は同じ意味ですか

上側の価格帯という点は似ていますが、基準期間が違います。D1は日足、W1は週足をもとにしたラインです。

まとめ

Pは中心、Rは上側、Sは下側の基準価格帯です。R1〜R3、S1〜S3は外側へ広がる目安として見ますが、反発やブレイクを保証するものではありません。

MTF Pivot Linesの表示設定と無料ダウンロードは、製品ページで確認できます。